【スウェでワーホリ】V24/育ててくれたCafé Kupan


Hej! Hi! こんにちは!

今回は、ボランティアで得た経験の総括。

仕事の開始日が近づいてきたので準備のために、一旦今日で活動終了。週末開店日のボランティア活動は仕事が慣れてリズムが掴めるまで、少し厳しい気がするので、本当にしばらく活動休止状態となる。



昨年10月頭に始め、気付いたら早5ヶ月が経過していたことに、自分でも驚く。


▶︎ボランティアを始めた経緯はこちら


▶︎北欧でボランティアをすることの意義について


【スウェーデン社会の流れを知る】

ここで活動できたことで、スウェーデン文化や社会を知ることができ、慣れることもできた。この先、スウェーデン企業で働く私にとって、社会的な文化や、働く環境、またコロナ禍で人々がニューノーマルの中働いていく姿を「ボランティア」という立場で知れたことは、とても良い経験になったと思う。


お給料をもらって、会社員として働けば必ず「企業を成長させる責任」が発生するが、ボランティアだとそういったノルマや決まりはなく、自己裁量がとにかく重視されるので、自分が行きたい時間にいけばいいし、強制力だってない。仮に仕事上だと聞きづらいようなことだって気軽に聞けたのかなと思う。もちろん、その中にもルールはあるが、幾分と気持ちは楽にいれたのかな、今振り返っても感じる。




【話せない...だから始めた、カフェ勤務】

何より、語学の成長はボランティア無しでは不可だった。

マネージャーが「Mikkiをカフェに配属にしたのはスウェーデン語の練習のためだそれが、私自身の期待をも遥かに超えて、大きな効果を発揮した。たくさんの人と会うことで必ず言葉を話さなくてはならないので、勉強せざるをえない環境に常に置かれていた。


ほとんど話せない、理解できない、何もできないと思っていたし、最初から数週間はとても怖かった。英語で聞く自分も恥ずかしくて仕方なかった。だけれど、何もしなければ変わらない、そのままのできない自分のままだと思ったし、万が一の時に助けてくれる仲間達が見守ってくれているから「失敗してもいいから、できる限り挑戦する」ということが、無意識にできていたのかもしれない。だから開始3週目でレジにも立てたのだと感じている。


おかげさまで、毎朝のMTGでチーフが話すことを10%もわからなかったのに、今は90%以上理解できるし、それについて自分がどう思うか?改善案も述べられるようになった。


時たま注文を聞き間違えて「あ〜ごめんなさい!スウェ語歴8ヶ月にもなるのに、ヒヨコがまだ大人のニワトリになりきれず・・・」と自虐をいうと「え!待って、引っ越してどのくらいなの?!」と、逆にお客様にもお褒めの言葉をいただけたりしたので素直に頑張るパワーになっていた。






【近くには、いつでも温かい人たち】

実は、接客以外でプラスになった部分はかなり多い。

ボランティア先で関係を築いたスウェーデン人や移民の友人たちができたおかげで、ここで困ったことや知っておいた方がいいことなどを気軽に相談、共有できるようになり、日々の暮らしや勉強がとてもスムーズにできている。


特にカフェの中では、移民の子たちから「SFIのクラス決めのアドバイスやスウェーデンで生き抜くコツ、公共機関との付き合い方」お母さん、お姉さん、お兄さん的な存在の方たちには「就活やビザの相談、NPの練習、勉強方法のアドバイス」までしてもらった。ちなみに仲がいい移民の友人はSFIのクラスメートではあるものの、元々通学前にボランティア先で知り合った。


平日メンバーに最終日ということを伝えると「え〜〜!泣 ここにPC持ってきて仕事して!」と言われるくらいに惜しまれた。正直、結構ドライにLycka till!と、告げられるかと思っていたので、心の中で感動しっぱなし。運よくかなり温かい人たちに巡り合い、日々囲まれていたんだな〜と改めて思った。それが「ここでボランティアしていた」だけの関係ではなく、心を通わせた交流になっていたことがすごくありがたい。


今度、仲良しメンバーで仕事の合間や休日に持ち寄ってランチやFikaしたいね〜なんて話していたので、夏くらいまでには実現できるといいな。


【経験を思い出だけでなく、バネにする】

最終日の今日は、Ledig(有給)やSjuk(病欠)のメンバーが重なり、オールラウンダー力を発揮しつつ、朝から活動していた。サンドイッチ30個くらい作ったのは結構忙しかった証。



ボランティア先のみんなには本当にここまで育ててもらえたことに感謝が尽きない。

この先の私の成長を「思い出」として残すだけでなく、ここをきっかけ、パワーにして、彼らに「Mikkiはここでの経験があるから、成長できた」と誇りに思ってもらえるような、未来を築いていきたい。きっとそれが1番の恩返しになると思うし、時には休日のボランティアに顔を出して、スウェーデン語が衰えていないこともきちんと証明したいと思う。





もし、スウェーデンでボランティアに興味があって話を聞きたい!なんて方がいたら、

遠慮なくTwitterのDMやコメントへメッセージください!


それでは!

Tack för att du läser!!






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