ここから2週間晴れ予報ゼロで少し落胆。
なんだか冬に向かう気分である。唯一嬉しいのは日々の緑が増えていく街の姿だ。
1つ、大事なお知らせをするために、今日はこの記事を書いた。
それは「パーソナルナンバー申請を記事を取り下げた」ということである。
正直、私自身が取得しておいて「なんだよ!」と思う人もいるかもしれないし、私が書いている中でめちゃくちゃ読んでくださる方も多いので申し訳ないけど、それなりに理由があるので、言い訳をさせてください。
▼理由は以下の通り。解説していきますね。
①日本人ワーホリでパーソナルナンバーが取れた例ほぼない
- カナダ国籍やオーストラリア国籍からのワーホリ向けの掲示板やサイトでは「諦めて職を探すか求職者登録して、コーディネーションナンバーをもらえ、もしくはサンボビザとって出直せ」とある。10年以上ワーホリ協定を結んでいる国々の渡航者からの経験談は貴重だし、参考にするべきであることは間違いない。それに、私がアドバイスしても取得には至らない人がほとんどだったので、むしろその中でアドバイスを続けることにも、自分で違和感を感じたし、このままでは良くないだろうと、感じていたところだ。
②パーソナルナンバーであるメリットが見当たらない
- SFIがコーディネーションナンバーで通えないコミューンがあるため、パーソナルナンバーを持つことはメリットになるかもしれない。決定的な違いは、スウェーデンの生保に入るとか、土地や家の売買を行うとか、人生で大きな決断!みたいな時にパーソナルナンバーの出番がやってくる。スーパーや銀行のカードはコーディネーションナンバーでも作れるし、病院だって診てもらえる。。。いや、そもそもワーホリは保険に加入してくることが前提なので、1年滞在前提のワーホリビザは、本当にナンバー類が無くても、どうにかなるのである。本当にナンバー類がスムーズにもらえるのであれば、ワーホリの条件で保険加入が必須である必要はないのでは・・・?
③公共機関へ無駄パワーを費やす可能性大
- ビザ申請時から公共機関には散々泣かされてきた。挙句、ナンバーの取得時は4日間たらい回しに遭い、言葉も出来ない中、数日落ち込み、泣くほど苦労をした。パーソナルナンバーの申請、審査、そしてIDカードの作成まで半年程度を見込むように言われているので、そんなにパワーをかけるなら、申請も取得も正規にできる上に、素早く取得できる可能性が断然高いコーディネーションナンバーの申請をして、その他の時間を他の楽しいことや職探し、勉強に費やした方が心身的に断然マシであるのでは?と感じる。1年の時間を無駄にしないためにも、時には時短で楽な道を見つけることも大事。
④SFIより、自分で探す、学ぶ力をつける
- コロナ禍で対面授業の見通しが全然立たないSFI。正直、質はそこまで高くない。海外留学の語学学校みたいなものを期待していると・・・ちょっと違うかもしれない。また、1年以内にSFIを終わらせることもなかなか大変である。基本的にフルタイムでも、1コース6ヶ月タームでカリキュラムが作られているそうなので、1年で終わらせようとすると、課題も多く、とにかく遊んでいる場合ではない。今後2年以上在住もしくは永住権を取る!となれば別の話かもしれないが、ワーホリ滞在であれば、組織に入って活動したり、スタディーサークルに入った方が断然楽しく活動しつつ、語学が上達できる気がするので、ビザの特性上、合うのかもしれない。ちなみに私は仕事開始までは半年間、教会のスタディーサークルとボランティアに参加していたが、正直SFI要らずであったことに最終的に気づくことに。
【そもそもナンバーの意味と詳細は?】
スウェーデンには2種類の個人番号が存在する。
どちらも作成はスウェーデンに到着〜移民局で居住許可カードを作成、郵便もしくは窓口で受領した後となる。ちなみに管轄はSkatteverket(国税庁)。
2つ番号を持てるのか?と聞かれるが、あくまでも社会保障、税金&資産云々を管理する番号なので1人につき1番号なのである。また2種同時申請は不可...というか、基本的には止めて、と、Skatteverketに言われたことを、念のため皆さんにもお伝えしておく。
・Samordningsnummer: コーディネーションナンバー
-6ヶ月〜12ヶ月以内の滞在者向けに発行される社会保障番号。(ワーホリや学生ビザ、一部就労ビザなど) 病院、アパートの契約やスーパーや図書館、バスカードはこのナンバーがあれば困らない。組織に属す(就職、ボランティア活動)もしくはArbetsförmedlingen(スウェーデンのハローワーク)に求職者登録すれば申請が可能だ。
ちなみにワーホリビザの同僚はコーディネーションナンバーを取得したとのことなので、そうです。ワーホリの人はこちら。
・Personnummer: パーソナルナンバー
-1年以上滞在する人向けに発行される社会保障番号。(サンボビザや難民など) 将来はここの永住もしくは十数年の長い期間、国民として暮らす予定の人向け。病院、アパートの契約やスーパーや図書館、バスカードはこのナンバーがあれば困らない。戸建てする、不動産売買する、生保入る、将来年金もらう、とかであれば必須。
パーソナルナンバーとコーディネーションナンバーは個人社会保証番号。
改めて比較してみると、ほとんど変わらない役割なので「パーソナルナンバーがあるから羨ましい」と感じるのは少々違う気もするし、コーディネーションナンバーが取得不可時に初めて「えぇ?!なんで?!原因は?!ここでの暮らしに困るじゃないか!」となるわけです。
パーソナルナンバーはスウェーデン国民とその家族のための「税金や資産、社会保険の管理」のためであり、移民の「学校に行くため、図書カードもらうため、病院無料で行くため、銀行を開設するため」の、生活楽ちんナンバーではないことは、重々理解しておくべきだと思う。よく「パーソナルナンバー却下されたら、コーディネーションナンバー申請」という声も本当に多いのだが、まずは「コーディネーションナンバー取得」を第一に考える、いや、ナンバーないのが前提で渡航するくらいの勢いでいた方がいい。何度かBlogやSNSには掲載したが、私はナンバーがない前提で準備〜渡航、数ヶ月暮らしていたので、ナンバーがないから暮らせないということはない。厳しい言い方かもしれないが、コーディネーションナンバーでは十分でない、みたいな印象を以前の記事から感じ取ることもできたので、今回は「コーディネーションナンバーを取得すること」を目指すよう、しっかり言い切らせていただく。
質問いただく内容のほとんどは、Skatteverketのサイトにほぼ網羅してあるので、穴の開くくらいまで読んでみることを勧める。
【今までの質問を振り返って】
今まで色々な方に、スウェーデンでのワーキングホリデーについて質問を頂いてきたけれど、基本的には、質問内容は全て現実的に答えるし、最終的にはその人の判断だから、と自分の体験談を話してきたので、決して勧めているわけでもなく、否定しているわけでもなかった。しかし、前述の理由を考えると、スウェーデンにとっても、私たちにとっても、あまりにも非効率なので、今回の振り返りは必要なものだったと感じている。
新しい国で、新しい言語、しかもコロナ禍で右も左も分からない中、あまり無駄にパワーを使いすぎないこと、手間を減らすことや上手〜く公共機関などに向き合うのもまた、ここで楽しく暮らすためのコツであるし、これからワーホリ渡航をしてくる人に「もっと楽な道あるよ!」と、自分の失敗談も含めて、等身大のスウェーデン生活をお伝えしていくことで、本当に誰かのお役に立てればいいなと願う。
何度もこのブログでも書いているように、自力で調べて、学んで、生活力をつけていくことがワーホリの楽しみの1つだと思うから、しっかり調べた上で選択をしていくことが大切だ。
この記事で「Mikki、もうナンバー系の話はしてくれないのか・・・」という印象を受ける人もいるかもしれないが、パーソナルナンバーの取得とコーディネーションナンバーも申請までは済ませているので、申請方法諸々質問がある方はいつでもご連絡ください!!
それでは!Tack för att du läser!!
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